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  • 投稿公開日:2021年9月6日
  • 投稿カテゴリー:ニュース

9月4日(土曜日)・5日(日曜日)の2日間、日本空手道会館で「令和3年度 全空連1級・2級資格審査員研修会」が行われました。本研修会は、公認審判員、公認高段位を審査する審査員を対象に行われている研修会で毎年開催されており(昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止)、4日は28名、5日は22名が参加しました。また、参加者は4日・5日のどちらかに参加する形で行われました。

開始式の冒頭、全空連の笹川堯会長が「緊急事態宣言中の研修会となりましたが、全国各地から多くの参加者にお集まり頂きありがとうございます。先般行われた東京オリンピックでは金・銀・銅のメダルを1つずつ獲得した日本ではありますが、これからはさらに世界の潮流に乗っていかなければ、世界の競技力には通用しません。それも踏まえて日本の空手道がさらに栄えていくよう、皆様の長年の経験を活かしていただければと思います。また今後のオリンピックでも空手道が種目採用されるよう、皆様のお力をお借りして全空連は精力的に活動してまいります」と挨拶しました。

開始式に続き講義が行われ、1級資格審査員の佐藤重徳講師から資格審査要領と技術資格についての説明・改定点の確認がなされました。その後は、実技研修を行い、剛柔流、糸東流、松濤館流、和道流の順に全空連基本形とその留意点を確認。また、各流派の第一指定形・第二指定形の講習も行われ、基本形、指定形ともポイントごとに質疑応答がなされました。

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開始式で挨拶する笹川堯・全空連会長

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資格審査要領と技術資格についての講義

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実技研修:剛柔流(佐藤重徳講師)

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実技研修:糸東流(岡林俊雄講師)

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実技研修:松濤館流(小松幸司講師)

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実技研修:和道流(前田利明講師)