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  • 投稿公開日:2020年1月30日
  • 投稿カテゴリー:ニュース

1月29日(水曜日)、東京都町田市立町田第二中学校において、町田市中学校教育研究会(中教研)保健体育部会の主催により、「町田市中教研保健体育部会研究発表・空手道体験教室」が開催されました。

この研究発表・空手道体験教室は、毎年町田市内の保健体育科教員で企画実施している研究発表のテーマとして今回空手道を取り上げ、町田市中教研保健体育部顧問の薄井忍先生(町田市立南中学校校長)より本連盟宛に講師派遣の依頼があり、本連盟より小山正辰氏(森ノ宮医療学園ランゲージスクール校長・全空連学校武道推進委員会委員)が、講師として派遣されました。
また、国士舘大学空手道部が協力し、水村春輝・同大学空手道部コーチ、部員の金古美優・安井真生・竹下綾香の3名が実技講習におけるアシスタントなどを務めました。

体験教室には、市内の中学校から保健体育科教員計43名の先生方が参加。小山講師が、空手道の歴史や特性などをわかりやすく説明した後、3名の部員が団体形でパープーレンを演武しました。その後、立礼、上段受け・下段受け、突きの基本を習得後、中学校武道用基本形一を練習し、さらに3~4人グループに分かれての団体基本形一の発表を行いました。

参加した町田市立小山中学校の久下先生は「今回初めて空手を体験し、安全性が魅力だと感じた。また声を出すことや形をする時の姿勢や動きも生徒には有効だと思う」と感想を述べ、また、町田市立町田第一中学校の田中先生は「今までの堅い、難しいという空手の印象から、親しみやすいという印象に変わった」と空手に好印象を持った様子でした。

どちらの先生からも今後の空手道授業の導入に対する課題として、教員自身の空手道に対する指導力・経験値の不足を指摘。
本連盟では、保健体育科教員への指導力向上及び支援の充実が急務の課題と位置づけ、今後の空手道の普及・発展のための活動に邁進していく所存です。