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7月8日(金曜日)~9日(土曜日)にアメリカ合衆国・バーミングハムで開催されたワールドゲームズ空手競技に4名の選手が出場し、金・銀・銅それぞれ1つずつ、計3個のメダルを獲得しました。出場選手のコメントをご紹介します。
(写真:左から大野、本、宮原、中野)

男子個人形 優勝
本 一将(株式会社AGP)

「応援ありがとうございました。皆様の応援のおかげで優勝することができました。
オリンピックを経験できなかった私にとって今大会は特別な想いがあり、良い緊張感を持って臨めました。世界で選ばれた代表選手たちと戦えたことがとても楽しかったですし、選手みんなに敬意を表します。
形は自分らしい攻めの演武ができたと思います。全て出し切れたわけではなく悔しい思いもありますが、ここまで磨いてきた足腰や技術を評価していただけたこと、そして、過去大会で優勝した先輩方に名を連ねられたことを嬉しく思います。
今後も大会や選考会が控えているので、着実に勝っていきたいです。未来ある子どもたちや空手を知らない方にも魅力が伝わるような、観てくださる方々を魅了できる形を目指します。真の世界一になれるように精進していきます」

女子個人形 準優勝
大野ひかる(大分市消防局)

「ワールドゲームズは初出場。少人数での大会は初めてで、ルールや形の選択、アップの仕方、リカバリー等、色々なことを自分なりに考えて臨むことができました。結果は銀メダルでしたが、成長して帰ってくることができたと思っています。
 新たに形を1つ増やして臨んだので、今後の強みも増えたと思います。たくさんの学びと同時に、課題も持ち帰りましたので、今後の練習でしっかり解消して行きたいです。
2022年の後半戦も沢山の試合が控えています。全ての大会で、自分の最高のパフォーマンスをしていくことと金メダルを目指して頑張ります」

女子個人組手-50kg級 第3位
宮原美穂(帝京大学職員)

「ワールドゲームズを振り返り、恩師がアメリカまで来てくださった中で勝てなくて悔しい思いです。3位という結果でしたが、対策をしていったことで、裏回し蹴りで失点しなかったことは成長だと思います。攻撃を仕掛けた時、相手に簡単に返されてしまったので、入り方を工夫し、稽古に取り組みたいと思います。
今後の目標としては、今のスタイルでブレることなく、人が見入ってしまうような組手をしていきます!」

男子組手-67kg級 出場
中野壮一朗(イー・ギャランティ株式会社)

「引き分けを狙われるなど、まともに勝負してくれない相手に対して、勝負せざるを得ない展開にもっていけるか。ここが出来なかったことが今回の敗因だと感じました。
かなり対策をされていると言うのが1番の実感で、試合を自分のペースに持っていけずに、思い通りにいかなかったのが率直な感想です。
今後の最終目標は来年の世界選手権で優勝なので、まずは今年のプレミアリーグで優勝、年末のアジア選手権で優勝するです。そして、強さと巧さを兼ね備えた選手になりたいです」