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  • 投稿公開日:2021年12月21日
  • 投稿カテゴリー:ニュース

参加しやすい部門わけ

12月19日(日)、「毎日新聞 presents 第1回空手Family演武会」を開催いたしました。

このイベントは、誰とでもチームを組める団体形の演武会。年齢や性別をこえて一緒に取り組める形の特性を活かし、競い合う楽しさや、コロナ禍で何かと距離ができてしまった「Family」のつながりを、空手を通じて深めていただきたいと願い、初めて開催しました。

今回は94チーム約300名がエントリー。順位をつける「ガチ部門」と、順位をつけない「ゆるゆる部門」の2つの部門を実施しました。
ガチ部門は競技面と技術面を合わせた点数で1位から3位を表彰した一方、ゆるゆる部門は演武会の主旨にそったチームを評価する「Family度」という独自の基準を設け、Family度が一番高かったチームがFamily賞を受賞しました。

また、ガチ部門、ゆるゆる部門とも、会場の審判員の前で演武を行なう「リアル」、各自で演武動画を撮影・投稿し、審判員が採点する「オンライン」という異なる方式を設けました。ゆるゆる部門では、日本空手道会館に来場する演武者と、リモート参加の演武者をZoomでつなぎ、同時に演武する「ハイブリッド」を実施。
さらに、ゆるゆる部門オンラインでは、投稿された動画を富士通(株)のセンシング技術で分析するという初めての試みを導入しました。

宇佐美里香さんが見守る中…

会場には、宇佐美里香さん(2012世界大会形優勝)がアンバサダーとして来場。参加証に直筆コメントを寄せました。また開始式では、宇佐美さんが空手授業の指導をする鳥取敬愛高校の教員の先生と一緒に基本形1に挑戦した動画を披露しました。

最年少は2歳から、最高齢80歳と、幅広い年齢層の方がエントリーした今回の演武会。友人同士で参加するチームだけでなく、親子で参加するチーム、今回の演武会のために初めて形に挑戦した参加者、久しぶりに道着に袖を通す参加者と、さまざまな方々が参加。形演武のあと、笑顔でハイタッチをするようすが見られるなど、和やかで温かい雰囲気の演武会となりました。

空手Family演武会は、来年度も実施を予定しています。

■録画配信URL
リアル・ハイブリッド https://youtu.be/QYA9I2mXJ1A
オンライン https://youtu.be/IWmVZfHqRp8

■演武会結果
https://www.jkf.ne.jp/result/1family_embukai

■部門
ガチ部門(リアル/オンライン):空手着を着用、採点方式で1~3位まで表彰
ゆるゆる部門(リアル/ハイブリッド/オンライン):スポーツウェアで参加可。順位は付けないが「Family度」が高いチームを表彰

■方式
リアル:全員が会場に集まって演武
オンライン:事前に形の動画を撮影し投稿
ハイブリッド:演武会当日、会場にいる人と自宅等からZoomで参加する人が一緒に演武


アンバサダーの宇佐美里香さんが挨拶。


日本空手道会館で行われた、ガチ部門リアルのようす。


親子での参加。


ゆるゆる部門では、スポーツウエアでの参加も可能ゆるゆる部門では、スポーツウエアでの参加も可能とするなど敷居を低くする工夫をした。


日本空手道会館に来場した参加者には、アンバサダーの宇佐美さんの直筆コメントが入った参加証が手渡された。オンライン(動画投稿)に参加したチームには、審判が一言コメントを寄せた。


オンライン方式でも実施。演武動画を審判が採点し、全空連のYouTube上で点数を発表した。


ゆるゆる部門オンラインでは、富士通(株)のセンシング技術を使った形の分析を取り入れた。


ゆるゆる部門ハイブリッドでは、日本空手道会館にいる参加者と別会場の参加者をZoomでつなぎ、一緒に形を演武。