• 投稿公開日:2016年6月6日
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第7回定時評議員会が2016年6月4日、日本空手道会館で開催されました。
笹川堯会長をはじめ全空連役員、全国各地の評議員らが出席。山口県の廣中公夫評議員を議長に、平成27年度事業報告、同収支決算など4つの議案が全て承認されました。

評議員会で笹川会長は「長年の希望でありました全日本選手権大会の男女の組手優勝者に天皇盃と皇后盃を5月17日にいただくことができました。みなさまとともに喜びたいと思います。また、6月1日(現地時間)には国際オリンピック委員会の理事会において空手など5競技(18種目)が2020年の追加種目として承認され、8月の総会で正式に決まることになりました」などと報告され「まだ道半ば。2024年もオリンピックに入れるかどうかはまだ予想ができないのが現状です。これから大いに努力し、運動し世界の人に認めてもらうようにしたいと思います」と述べるとともに「空手道で絶対に不祥事、事故を起こさないように十分注意してください」と強く呼びかけました。また笹川会長は、熊本地震の義援金が全国から約1000万円集まったと報告し各団体へ謝意を示すとともに「なるべく早い時期に熊本県、大分県の被災者の皆さんを元気づけに行ってきたい」と述べました。

栗原茂夫副会長は10月のプレミアリーグ沖縄大会に際し「今まではナショナルチームの選手に限って参加させていましたが、今年からは全国都道府県、競技団体、会派団体から良い選手を発掘するために広く募集していきたいと思います。出る選手には、階級に応じて参加案内をするので、ご協力をお願いします」と述べ、2020年東京オリンピックに向けて選手強化、新たな選手の発掘を呼びかけました。

評議員会に先立ち、本年10月に岩手県で開催される開催される「希望郷いわて国体」(第71回国民体育大会空手道競技大会)盛岡市実行委員会の谷藤元春参事、岩手県空手道連盟川原憲正理事長(盛岡市連盟会長)が挨拶しました。
谷藤参事は「全日本空手道連盟をはじめ、岩手県空手道連盟など皆さまのご支援ご協力のもと、順調に準備を進めています。東日本大震災の復興のシンボルの国体であり、全国各地からいただいたご支援に感謝の気持ちを伝え、元気な岩手を全国に発信する場であります。県民、市民が一体となって選手・役員の皆さまをはじめ、一般観覧者の皆さまを歓迎する準備を進めています」など、谷藤裕明市長の歓迎の言葉を代読。
岩手県連の川原理事長は「10月には盛岡にぜひお越しください。心よりお待ちしております」などと挨拶しました。

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評議員会で挨拶する笹川会長

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岩手国体の盛岡市実行委員会・谷藤参事