8月16日(土)から18日(月)の3日間にわたり、「第16回全国空手道指導者研修会」が日本空手道会館で開催されました。
2012年度より完全実施された中学校武道必修化における体育授業の充実化に向け、空手道を指導する中学校、高等学校、特別支援学校(学級)の指導者を対象に、教科体育「空手道」の理解を深めていただくための研修会です。
1日目は開講式後、学校武道推進事業の取組について(日下修次講師)の講義から始まり、基本技術(基本技術の習得:野中史子講師・基本技術の指導法:井下佳織講師)、アクティブラーニングの実践(井下佳織講師)の講義が行われました。
2日目には空手道における安全配慮と憲章の求める指導者像(日野一男講師)の講義、中学校武道指導実践法①「団体形演武・運営/学校訪問プロジェクト」(松原光講師/岸田耕治講師)、②「約束組手」(中村武志講師)、③「創作組手」(松原光講師)を、3日目には中学校武道指導実践法④「特別支援学校における空手道授業 身体障がい者」(太田熊野講師)がおこなわれ、中学校武道指導実践法では、実際に体を動かしながら研修が行われました。
日本各地から65名が参加し、最終日に行われた公認段位審査に31名が受審しました。
礼法正座の指導
アクティブラーニングの実践
日本大学空手部による団体形演武
約束組手
創作組手判定
講義・特別支援学校における空手道授業でアイマスクを着用
修了書を手に集合写真
公認初段位審査合格者