新年のご挨拶


公益財団法人 全日本空手道連盟
会長 笹川 堯

令和の新春を寿ぎ、謹んで新年の挨拶を申し上げます。

会員の皆様方には、旧年中に賜りましたご支援・ご協力に対しまして厚く御礼申し上げますとともに、本年も一層のご指導を賜りますようお願い申し上げます。

◇東京オリンピック

待望のオリンピック・イヤーがいよいよ幕を開けました。
我が国で発祥した「空手道」が世界の「空手」に成長して、東京オリンピックの正式競技として世界の檜舞台に立ちます。1964年の東京オリンピック大会では、柔道が正式種目として採用されました。以来、半世紀の時を経て空手道が日本の武道として二番目の採用となりました。

私ども全空連では、オリンピックの空手競技を通して、空手の素晴しさ、楽しさを国内はもとより、世界中の人々に知っていただく絶好の機会であると考えております。東京オリンピックを成功させることはもちろん、日本チームがより多くのメダルを獲得するため、8月の開催日に向けて選手、役員一丸となって努力しているところであります。皆様にも、東京大会の空手の成功に向けて一層のご支援、ご協力をいただきたくお願い申し上げます。

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日本武道館で開催されたプレミアリーグ東京2019より

◇中学校武道必修化の現状と中体連加盟について

平成24年度から中学校で武道の必修授業が完全実施され、8年が経過いたしました。
現在、全国309の中学校で空手道の授業が行われております。

今年度スポーツ庁は、新たな試みとして中学校武道の複数選択制の実施をすすめております。これまで柔道あるいは剣道の授業を実施している学校も、もう一種目の武道を行うというものです。空手道においては昨年、全国22都道府県27中学校がモデル実践校に名乗りをあげ、武道複数選択の実践に取り組んでおります。また、今後空手道の採用校が増えることを想定して、中学校の体育教員を対象とした全国空手道研修会のさらなる内容充実と、全国47都道府県連盟と協力して授業協力者(地域の指導者)派遣の準備を進めているところであります。

―中体連加盟について―

昨夏、第27回全国中学生空手道選手権大会が、北海道立総合体育センター(北海きたえーる)において盛大に実施されました。しかし、空手道は未だ全国中学校体育大会の実施競技となっておりません。全空連では、日本中学校体育連盟への加盟が実現すれば、空手道を学ぶ中学生が、他競技の生徒達と同様に中学校で部活動に取り組むことができ、都道府県大会、地区大会、そして全国中学校体育大会の実施種目に加わることによって、中学校空手道の環境が整うものと考えております。

これまで大会や部活動においても空手道は傷害の発生が極めて少ないことがスポーツ安全協会の「種目別事故発生状況」でも証明されております。このことは私共の誇りであり、自信であります。中体連への加盟は、空手道を学ぶ中学生や関係者が熱望しております。私は昨年、スポーツ庁や中体連へ足を運び、加盟のお願いをしてまいりました。全空連として是非とも実現したい課題の一つと考えております。

◇超高齢社会の健康を考える

―武道の生活化―

日本は、これまでに経験したことのない未曽有の高齢社会を迎えることになります。もともと、豊かな長寿社会は日本が目標としていたところでしたが、それが現実のものになると、社会保障費の増大・労働力不足等、難問が噴出しております。

すでに年間の保険医療費は44兆円を越えて国家財政の大きな負担となっていることは、周知のことであります。44兆円は国民一人当たりにすると約33万円になります。国民一人ひとりが一年間健康に過ごすことができれば大変な金額が節約できるわけであります。
また、職場の定年も引き上げられることになれば、益々個人の健康問題が重大関心事となってまいります。

そこで全空連では、競技空手を中心とした環境とは別に、超高齢化社会の到来に備えて、中高年層を対象として空手道を楽しみながら健康・長寿を達成するための「空手道の生活化」を目指したいと思っております。

一日の生活の中に15分間程でできるようなやさしい「空手道形」や「空手体操」を創り普及すること、そして日々の生活行動の一部としてこれを定着、習慣化させることによって健康寿命の延伸に貢献できるのではないかと思っております。

今年一年が会員の皆さんにとって、お元気で活躍される年でありますよう期待するとともに、ご家族のご健勝とご多幸を祈念致しまして、新年の挨拶とさせて頂きます。

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