新年のご挨拶


公益財団法人 全日本空手道連盟
会長 笹川 堯

新春を寿ぎ、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

会員の皆様方には、旧年中に賜りましたご支援ご協力に対しまして厚く御礼申し上げますとともに、本年も一層のご指導を賜りますようお願い申し上げます。

昨年は日本にとって、世界中の人々にとって、苦しいそして厳しい年となりました。これまで人類が経験したことのない、新型コロナウイルスの地球規模の蔓延によって多くの人々の命が奪われ、また傷つけられました。2020年に開催される予定であった東京オリンピック・パラリンピック大会も延期せざるを得ない状況となりました。

どうしたらオリンピックを開催できるか、相手は姿の見えない新型ウイルスであり、対症薬やワクチンも完成途上であります。完成したとしても、世界中の人々が等しく接種を受けることができるかという問題もあります。今年に延期されたオリンピックについても観客を入れて行うという開催条件を満たすことができるのか。私は、アスリートの皆さんの健康・安全が担保できるのであれば、無観客での実施もやむをえないと考えております。

東京オリンピック・パラリンピック大会を成功させ、オリンピアンの活躍によって日本人に、いや世界中の人々に元気と勇気を与えるためにも五輪を開催して「コロナ何するものぞ」という人類の気概を見せなければなりません。東京大会の実施に向けて、関係者の皆さんの一層のご支援、ご協力をいただきたくお願い申し上げます。

菅総理大臣に名誉九段位を授与

全日本空手道連盟は、菅 義偉総理大臣に対して、空手道に対する深い造詣と理解とともに、平成26年に発足した空手道推進議員連盟の会長として空手道の振興発展ならびにオリンピックの正式参加に大変ご尽力いただいた功績をたたえ、全日本空手道連盟理事会の議を経て名誉九段位を授与することになりました。

授与式は、昨年11月20日、首相官邸で行われ、私と栗原茂夫全空連副会長、空手道推進議員連盟幹事長の竹下亘(衆議院議員)同事務局長、佐藤正久(参議院議員)が出席しました。

菅総理は、記念に贈呈された道着に笑顔で自ら袖を通して帯を締め、道着姿で授与式に臨み、感謝状および九段位証を授与されました。菅総理には引き続き、空手道推進議員連盟の会長としての役職を継続していただいております。

今年一年が会員の皆さんにとって、お元気で活躍される年でありますよう期待するとともに、ご家族のご健勝とご多幸を祈念致しまして、新年の挨拶といたします。

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左から笹川会長、菅総理大臣、栗原副会長

【事務局付記】

全日本空手道連盟の名誉九段位の授与者は次の通り。

  • 第1号 エジンバラ・フィリップ殿下(英国エリザベス女王御夫君)
    昭和46年11月26日
  • 第2号 ジェネラル・スハルト大統領閣下(インドネシア第二代大統領)
    昭和51年10月29日
  • 第3号 菅 義偉(第九十九代内閣総理大臣)
    令和2年10月20日(理事会承認日)

空手道推進議員連盟の幹事長を務める竹下 亘氏にも同じく理事会の議を経て名誉七段位が授与されました。